2017年3月3日【雪煙舞う厳冬の木曽駒ヶ岳】厳冬期の中央アルプス初突入!絶景を約束された壮大な千畳敷カール <今季雪山ハイク 第3弾>

西穂山行をやってまもない3月2日、山仲間と松本から長野県駒ヶ根市へ行くことにした。
厳冬期に最後の雪山登山となり、中央アルプス木曽駒ヶ岳(2956m)の登山のためであった。
3月3日、朝9時半頃にロープウェイで一気に日本最高所駅、標高2612mの千畳敷駅に着いた。
今日は午前は曇、午後から晴れと強風という予報だったから、登ってるうちに晴れてくることを期待して準備する。
今シーズン木曽駒ヶ岳に入っている人は多い気がした。
ピッケル、12本爪アイゼン、冬靴、完全装備で、吹雪の中に駒ヶ岳神社で安全祈願して出発した。この先携帯は通じない。
目の前に広がる千畳敷カールの雪壁には予想以上に新雪がたっぷり積もって、足が埋また。先行隊がいてくれるのは有難かった。
千畳敷カールの岩の門を通過するあたりが傾斜が一番きつい。皆さん四つん這いになって登る程の傾斜だった。
この辺には氷りついた斜面を横に移動するから慎重に進まねばっ。
だから、木曽駒ケ岳に登るのであればピッケルは絶対必要!
登っている間は終始、横に見える雪の岩壁に見惚れていた。
スタートからおよそ1時間弱かかって、無事に千畳敷カールを登り切って、乗越浄土に着いた。
ここから先、強風吹き荒れる稜線に突入だった。
凍り付いた宝剣岳のピークがしっかり見えた。あの鋭いピークは北アルプスの槍ヶ岳を彷彿させ、「中央アルプスのシンボル」で感じられているくらい、堂々とした風格。
木曽駒ヶ岳は手軽に登れるイメージがあるが、稜線に上がってからは道が広いので天気が崩れてホワイトアウトすると結構怖い。
夏山シーズンには迂回ルートがあるようだが、冬場では途中にある中岳を直登した。
中岳に近づくにつれて風がさらに強くなってきた。
気象予報により、55km/hrの風速を表し、風が非常に高強かった。
強風吹き荒れているが、展望は素晴らしい!遠くの山脈も徐々に見えてきた。
駒ヶ岳と中岳の鞍部に建つ駒ヶ岳頂上山荘は、雪ですっかり埋もれてた。
登山道の道標にはエビの尻尾がびっしり見えた。
ここから駒ヶ岳頂上への直登ルートは、思った以上に新雪フカフカでプチラッセルことにした。
とりあえず12時10分、無事に標高2956mの木曽駒ヶ岳山頂に到着。
中央アルプスの盟主だけあり、山頂は360度パノラマの大展望!
山頂の駒ヶ岳神社は雪で半分以上埋まってた。
とにかく寒かったが、見えた景色は見事な絶景だった。駒ヶ岳神社奥社の向こうには南アルプスの山々が広がって見えた。
名残惜しかったけど、強風のため10分ほど居座って下山。
千畳敷カールは下りがやや怖いが、ある程度下った所からシリセードで一気に下ってやってきた(笑)
こうして13時50分、ホテル千畳敷に帰還。冬季はロープウェイが1時間に1本、毎時55分発だったのでちょうど良いタイミングだった。
今日は短い行程に厳しい環境と雄大な景観が詰め込まれてた。
完全に中央アルプスの雪景色に魅了された。
今日は強風で無理だったので、宝剣岳に登頂のチャンスが出来なかった。今度いつここに来れるか分からないが、機会があれば、冬の宝剣岳に挑戦してみたいと思う。


從駒ヶ根車站前,乘坐路線巴士前往駒ヶ岳纜車站,車程約一小時



幾乎清一色都是攜帶登山裝備的登山者


抵達標高2612m的「ホテル千疊敷」纜車站,這是第二次在冬季前來這裡了


溫度計顯示室外溫度零下7.6度,十分溫暖的天氣啊~


走出纜車站外,瞬間被濃霧和吹雪震撼到,頓時有點後悔昨天去逛石井スポーツ時,沒有買雪鏡真是失策。不過天氣預報顯示今天是晴朗&強風的天氣,心想等一下太陽應該就會出來了,應該不需要太擔心~


駒ヶ岳神社前~紀念寫真一枚


也有不少日本人遊客是特地搭纜車上來看雪景的,還有看到年紀很大的歐巴桑,看到雪好像特別興奮,像小孩子第一次看到雪一樣直接撲倒在雪上 LOL



早上9點40分左右,準備出發裝逼






圈谷內的積雪非常深厚,我們既沒帶スノーシュー也沒帶ワカン,在深雪中走得非常吃力,索性故意放慢腳步讓日本人先開路,但沒多久前方的日本人也故意停下來很久讓我們先走,看來大家心機都很重 LOL


一早強風籠罩整個圈谷!根據天氣預報,今天駒ヶ岳頂上的風速大約55km/hr左右,雖然還不到暴風的程度,但也真的是非常強的強風了!


千畳敷圈谷一週前才發生過大規模雪崩,因此還可以看見少許的雪崩痕跡!
冬季爬雪山,除了滑落和失溫之外,最大的風險就是雪崩了。有知識和經驗的登山者,都應該在出發前幾天,密切掌握該山區的早晚氣溫變化,以及降雪量等情報,才能避免讓自己置身於極大的風險中!
造成雪崩的原因很多,包括氣溫變化、地形因素、人為誘發等眾多因素,這是一門很深的學問,不是一兩句話就能說清楚的。但一般來說,只要盡量避免在剛下過大雪,或是溫度驟升的日子去爬山,是可以有效降低遇上雪崩的風險的!


山友王大哥於千畳敷圈谷


途中回望ホテル千疊敷,記得去年冬季來的時候,曾經在那邊住過一晚


雪崩過後的痕跡(當你置身於無情的自然環境中,就能充分感受到自己有多渺小)







後方的登山者們


圈谷上部的雪質較為堅硬,且傾斜度大幅增加,許多人開始利用四肢來爬行




上午11點左右,抵達乘越淨土,上到稜線之後,景色瞬間一變




回望千畳敷圈谷


紀念寫真一枚



伊那前岳方面



宝剣山荘及天狗荘(冬季均沒有營業)


強風吹起陣陣雪煙


經過宝剣山荘


宝剣岳雖然沒有名列日本百名山,但它卻是中央阿爾卑斯山脈的象徵性存在唷!


廣大的雪原,若天氣不好起濃霧時需要注意


中岳方面




真的是非常強的風啊(爽快!!)


回望宝剣岳(標高2931m)



駒ヶ岳頂上山荘(冬季沒有營業,旁邊有露營場)


登頂前最後的雪坡,深雪和強風!


這正是嚴冬期雪山的醍醐味~爽快!




抵達駒ヶ岳頂上神社


王大哥也緊跟上來


回望中央阿爾卑斯山脈的絕景


中午12點10分抵達木曽駒ヶ岳頂上(標高2956m)


木曽駒ヶ岳登頂紀念寫真一枚


幾乎要被積雪覆蓋的駒ヶ岳頂上神社


王大哥於木曽駒ヶ岳頂上


強風持續吹起陣陣的雪煙



請路人幫我跟王大哥拍一張登頂紀念照


感謝讓我們順利登頂




中央阿爾卑斯山脈的絕景


在山頂休息10分鐘左右,中午12點20分啟程下山




回程再次經過中岳頂上



回程在王大哥的慫恿下,我獨自去登了宝剣岳,雖然不覺得特別困難,但山頂附近的風速實在太強了,給人極討厭的感覺,彷彿宝剣岳告訴我「今天不方便讓你登頂,請下次再來吧」,於是在距離山頂約15~20分鐘左右的地點折返下山..QQ






回程也是從千畳敷圈谷下山,圈谷上部有一段非常傾斜,需要一步一步謹慎小心的下山


下山時風勢仍然還是非常強




發現滑落遭難者一名(笑)






從千畳敷圈谷眺望南阿爾卑斯山脈


下午2點回到千畳敷纜車站,今天全程約4小時登頂往返,享受了中央阿爾卑斯的美景,以及嚴冬期雪山登山的樂趣!



搭乘纜車下山後,接著從纜車站乘坐路線巴士下山回駒ヶ根


傍晚從駒ヶ根市乘坐高速巴士返回新宿,隔天王大哥先行回國,我則去橫濱找以前的房東和朋友吃飯,房東先生中午帶我去一間日本料理店用餐,原本我想付錢,但最後竟然又被請客了,晚上還借我一間客房住宿一晚,真是太感謝他了!


最後一天搭機回國時,再次從飛機上看到美麗的富士山


還有日本的三大阿爾卑斯山脈:南阿爾卑斯(前)、中央阿爾卑斯(中)及北阿爾卑斯(後)


3月5日下午抵達松山機場!

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