2017年2月28~3月1日【厳冬期の西穂高岳】春の訪れを感じ始め、北アルプスの大パノラマを存分満喫できた <今季雪山ハイク 第2弾>
今回の厳冬期雪山登山は気象情報を元に行先を槍ヶ岳から西穂高岳と木曽駒ヶ岳に変更。
一日目、バスタ新宿から高速バスで平湯温泉へと向かい、そこから路線バスに乗り換え新穂高温泉に入った。
12時過ぎ、新穂高ロープウェイに到着。空は快晴で北アルプスの山脈が輝いてた。
新穂高ロープウェイ駅の自動券売機で往復券を購入した。
12時20分始発のロープウェイに乗り、ちなみに西穂高口まで行くにはロープウェイを2本乗り継ぐ必要がある。9割以上が観光客。
ロープウェイは数十分の運行を終え、13時前に西穂高口駅に到着。
山頂駅では食堂や土産物屋は営業していた。
食事したあと、14時頃に登山届けを提出し、西穂山荘を目指して厳冬期北アルプス登山が始また。
西穂高口から今日のお宿西穂山荘へは標高差229m。ここから山荘まではアイゼンは無くでも行ける。
ここではスノーシューが効力を発揮する場面があるが、今回はツボ足で登った。
雪の回廊は2m以上の雪はありそう、その回廊を抜けると本格的な登山道開始。
これから西穂山荘までは、雪道が整備されていて、竹竿や看板を追って行けば道迷いはないと思う。
いいペースで登って、約1時間弱、ようやく山荘に着いた。西穂山荘は北アルプスで通年営業している貴重な山小屋です。
気温は−5℃ながら風は弱く太陽が暖かく、しばらく景色に見入っていた。
小屋から少し登ったところに、上高地側の霞沢岳、焼岳、乗鞍岳などの山々がはっきりと見えた。
西穂山荘は肴だけでなく夕食も豪華、寝床もゆったりで今の季節でも温かい、ここで一泊しで良かった。
夕食をしたあと、23時前に就寝、明日の西穂高岳アタックに備えた。
翌朝は5時半頃に起床して、朝ご飯を食べて準備に取り掛かった。
天気予報は午後から下り坂傾向。6時40分頃、日の出とともにフル冬山装備で早速出発した。
山荘をスタートしてから14分ほど、西穂丸山へ到着。ここまではハイキング気分!
正面に西穂独標から西穂高岳へと続く山並み、その右には前穂高岳や明神岳、西側には笠ヶ岳が眺められた。
5分ほど写真とったりして進んた。
丸山を経て、独標に至る真っ白な雪稜が見えた。独標手前の岩場が、ここから見ても分かるほど急斜面だった。
独標手前の登りには、アイゼンの爪をしっかりと雪面に立て、ピッケルを雪に噛ませて一歩一歩を確実に登ってから問題ないと思うのだ。
スタートしてから約1時間で、7時40分頃に難なく西穂独標(11峰)登頂!
独標とは独立標高点を略したもので、北アルプスにおいては槍ヶ岳の北鎌独標が有名だ。
ここで気温は−10℃ぐらいが、太陽がポカポカと心地良く、体感は暖かく感じていた。
振り返って見たのは、歩いてきた稜線。奥には常に顔を出してくれてた乗鞍岳と焼岳。
ここまで来れば、厳冬期の素晴らしい絶景を堪能することができる。
ここから向かう威圧感ありすぎ穂高連峰の雄姿が見ると、自然の怖さと美しさってのは相反しないってのが良く分かった。
展望を堪能しつつ、記念撮影をした。
さて、ここからが冬山本番。まずは独標を下る所が嫌な場所。私が一番前になって降りて行った。
長野県側に数メートル張り出した雪庇が発達している。
8時20分頃、ピラミッドピーク(8峰)に到着、時間的には余裕十分!少し休憩して西穂山頂アタック。
ピラミッドピークから先は、多くの小さなピークが連なる、急峻でやせた尾根の登下降が連続となった。
岐阜県側のトラバースして行く場所がいっぱいあり、一歩間違えればどこまでも落ちるという感じだ。
チャンピオンピーク(4峰)などの小ピークを通過し、西穂高岳山頂直下の所に着いた。
山頂直下のキツイ斜面はほぼ垂直かと思われるような登り、それも雪が多くてズルズル滑った。ピッケルを自分の前に差し、それを頼りにして一歩一歩登って行った。
9時20分頃、無我夢中で西穂高岳山頂に到着!山頂での360度の大展望は本当に綺麗だった。
名残惜しいけど、9時35分に下山開始。12時頃には山荘に無事に戻った。
時間を見るとロープウェイの最終時刻には余裕があった。
西穂ラーメンを注文でお昼ご飯にして、アイゼンとピッケルなど荷物を整理して、感謝のうちに下山した。
14時半頃に、ロープウェイで無事に下山完了!
3月に入り、ようやく春の訪れを感じられる季節となった。
今日は厳冬期とは思えないほどの快適な西穂ハイクを満喫してしまった。
美しい槍穂高の稜線、真っ白な乗鞍岳、笠ヶ岳などの超絶な絶景に出会うことができて良かった!
一日目、バスタ新宿から高速バスで平湯温泉へと向かい、そこから路線バスに乗り換え新穂高温泉に入った。
12時過ぎ、新穂高ロープウェイに到着。空は快晴で北アルプスの山脈が輝いてた。
新穂高ロープウェイ駅の自動券売機で往復券を購入した。
12時20分始発のロープウェイに乗り、ちなみに西穂高口まで行くにはロープウェイを2本乗り継ぐ必要がある。9割以上が観光客。
ロープウェイは数十分の運行を終え、13時前に西穂高口駅に到着。
山頂駅では食堂や土産物屋は営業していた。
食事したあと、14時頃に登山届けを提出し、西穂山荘を目指して厳冬期北アルプス登山が始また。
西穂高口から今日のお宿西穂山荘へは標高差229m。ここから山荘まではアイゼンは無くでも行ける。
ここではスノーシューが効力を発揮する場面があるが、今回はツボ足で登った。
雪の回廊は2m以上の雪はありそう、その回廊を抜けると本格的な登山道開始。
これから西穂山荘までは、雪道が整備されていて、竹竿や看板を追って行けば道迷いはないと思う。
いいペースで登って、約1時間弱、ようやく山荘に着いた。西穂山荘は北アルプスで通年営業している貴重な山小屋です。
気温は−5℃ながら風は弱く太陽が暖かく、しばらく景色に見入っていた。
小屋から少し登ったところに、上高地側の霞沢岳、焼岳、乗鞍岳などの山々がはっきりと見えた。
西穂山荘は肴だけでなく夕食も豪華、寝床もゆったりで今の季節でも温かい、ここで一泊しで良かった。
夕食をしたあと、23時前に就寝、明日の西穂高岳アタックに備えた。
翌朝は5時半頃に起床して、朝ご飯を食べて準備に取り掛かった。
天気予報は午後から下り坂傾向。6時40分頃、日の出とともにフル冬山装備で早速出発した。
山荘をスタートしてから14分ほど、西穂丸山へ到着。ここまではハイキング気分!
正面に西穂独標から西穂高岳へと続く山並み、その右には前穂高岳や明神岳、西側には笠ヶ岳が眺められた。
5分ほど写真とったりして進んた。
丸山を経て、独標に至る真っ白な雪稜が見えた。独標手前の岩場が、ここから見ても分かるほど急斜面だった。
独標手前の登りには、アイゼンの爪をしっかりと雪面に立て、ピッケルを雪に噛ませて一歩一歩を確実に登ってから問題ないと思うのだ。
スタートしてから約1時間で、7時40分頃に難なく西穂独標(11峰)登頂!
独標とは独立標高点を略したもので、北アルプスにおいては槍ヶ岳の北鎌独標が有名だ。
ここで気温は−10℃ぐらいが、太陽がポカポカと心地良く、体感は暖かく感じていた。
振り返って見たのは、歩いてきた稜線。奥には常に顔を出してくれてた乗鞍岳と焼岳。
ここまで来れば、厳冬期の素晴らしい絶景を堪能することができる。
ここから向かう威圧感ありすぎ穂高連峰の雄姿が見ると、自然の怖さと美しさってのは相反しないってのが良く分かった。
展望を堪能しつつ、記念撮影をした。
さて、ここからが冬山本番。まずは独標を下る所が嫌な場所。私が一番前になって降りて行った。
長野県側に数メートル張り出した雪庇が発達している。
8時20分頃、ピラミッドピーク(8峰)に到着、時間的には余裕十分!少し休憩して西穂山頂アタック。
ピラミッドピークから先は、多くの小さなピークが連なる、急峻でやせた尾根の登下降が連続となった。
岐阜県側のトラバースして行く場所がいっぱいあり、一歩間違えればどこまでも落ちるという感じだ。
チャンピオンピーク(4峰)などの小ピークを通過し、西穂高岳山頂直下の所に着いた。
山頂直下のキツイ斜面はほぼ垂直かと思われるような登り、それも雪が多くてズルズル滑った。ピッケルを自分の前に差し、それを頼りにして一歩一歩登って行った。
9時20分頃、無我夢中で西穂高岳山頂に到着!山頂での360度の大展望は本当に綺麗だった。
名残惜しいけど、9時35分に下山開始。12時頃には山荘に無事に戻った。
時間を見るとロープウェイの最終時刻には余裕があった。
西穂ラーメンを注文でお昼ご飯にして、アイゼンとピッケルなど荷物を整理して、感謝のうちに下山した。
14時半頃に、ロープウェイで無事に下山完了!
3月に入り、ようやく春の訪れを感じられる季節となった。
今日は厳冬期とは思えないほどの快適な西穂ハイクを満喫してしまった。
美しい槍穂高の稜線、真っ白な乗鞍岳、笠ヶ岳などの超絶な絶景に出会うことができて良かった!
泊まってみたらスゴかった!⑭ 冬の北アルプス!通年営業の山小屋
冬山での遭難は毎年発生しています。無理のない計画、装備の油断なく、天気をよく見て入山し、慎重な行動で安全な登山を。
悪天候時の道迷いに注意が必要です。視界不良時には無理は禁物です。
早上從新宿乘坐高速巴士前往平湯溫泉
冬山での遭難は毎年発生しています。無理のない計画、装備の油断なく、天気をよく見て入山し、慎重な行動で安全な登山を。
悪天候時の道迷いに注意が必要です。視界不良時には無理は禁物です。
下面是西穗山莊&西穗高岳的介紹影片
抵達平湯溫泉後,在這裡轉乘路線巴士前往新穗高纜車站
中午12點左右抵達新穗高纜車站,從這裡就能看見穗高岳稜線的雪景了
在白樺平搭乘第二段纜車前往西穗高口
遠方是北阿爾卑斯山脈的錫杖岳(標高2168m)
嚴冬期積雪的西穗高岳的岩稜景色
西穗高口站紀念寫真一枚
不遠處是北阿爾卑斯山脈的燒岳(標高2455m,日本百名山之一),約5年前的夏天曾經去爬過
中午在纜車站的食堂吃午餐(拉麵&飛驒牛肉串)
西穗高口纜車站外面的景色
吃完午餐,下午2點10分左右出發,今天的目的地是西穗山莊
山友王大哥
從纜車站到西穗山莊的登山道,沿途都有指示牌,完全沒有迷路之虞
下午3點10分抵達西穗山莊(標高2367m),步行時間一小時
西穗山莊廣場前面的雪人(西穗君)
紀念寫真一枚
冰爪、冰斧等裝備,必須放在外面走廊的櫃子上
時序已逐漸進入嚴冬期的尾聲,今天的天氣好到一點都不覺得冷
西穗山莊裡面的樣子
喝杯咖啡休息一下(500日幣一杯)
西穗山莊旁邊的冬季露營場
從山莊外面可以看到常念山脈最南端的霞沢岳(標高2,646m)
雪地上發現這個~不知道誰寫的?
西穗山莊的晚餐~非常美味
今晚的營地只看到兩頂帳篷
日落之後的景色也是很美
回到部屋後,戴上耳機聽了許久音樂,直到晚上11點多才入睡
隔天清晨5點半左右起床,早餐6點開始
西穗山莊的早餐
上午6點40分左右從西穗山莊出發
對面也是北阿爾卑斯山脈的名峰「笠ヶ岳」(標高2898m,日本百名山之一)
晨光中的金字塔峰(正中央)
上午6點50分,經過西穗丸山頂上,只花了10分鐘 LOL
短暫休息後出發,朝下個目標「西穗獨標」前進
回望來時路
雲上的絕景~遠方是日本三靈山之一的「白山」(標高2702m,日本百名山)
前方是西穗高岳獨標(獨立標高點)
上午7點40分左右,輕鬆抵達西穗獨標頂上(標高2701m)
前方是奧穗高岳到前穗高岳及明神岳的稜線,幾年前的夏季曾經走過
山友王大哥留影於西穗獨標
嚴冬期穗高連峰的絕美景色
眺望金字塔峰
上午8點20分左右,抵達金字塔峰(ピラミッドピーク)頂上,紀念寫真一枚
山友王大哥留影於金字塔峰
從金字塔峰頂上眺望西穗高岳(正中央)及奧穗高岳(右方)
奧穗高岳~吊り尾根~前穗高岳
從岐阜縣側橫渡雪壁
凍結的岩石
遠眺笠ヶ岳
前方就是西穗高岳本峰,從左側的山溝或右側的雪壁都能登頂
我們選擇從右側的雪壁登頂,斜度有點抖,上山雖不是問題,但下山時需要謹慎一點
上午9點25分,輕鬆登頂西穗高岳本峰(標高2909m)
不同的角度再來一張
嚴冬期西穗高岳登頂紀念寫真一枚
山友王大哥的登頂照
前方是奧穗高岳和前穗高岳
此般美景在台灣是幾乎不太可能看到的啊!
在山頂花10分鐘左右拍照後便啟程下山,西穗高岳頂上直下的雪坡,是全程中唯一需要謹慎一點的地方
因為風向的關係,西穗稜線上,信州側(長野縣側)的雪庇非常多,要小心別誤踩
正在貼著雪坡下山中的王大哥
乘鞍岳與燒岳~西穗高岳的稜線
偶爾會看見這種凍結的雪面,感覺跟冬季富士山上結冰的雪坡有點相似
回程再次經過金字塔峰
下山途中實在是太熱了,乾脆把頭盔跟防寒外套都脫掉了
站在獨標頂上的登山者們,以及後方的乘鞍岳
上午11點15分左右,回程再次經過西穗獨標
從西穗獨標眺望金字塔峰
回程經過獨標,請路人幫我跟友人拍一張紀念照
碰到正要上山的登山者們
下方的高原是上高地(每年4月中旬開山)
來玩雪吧
中午12點左右,回到西穗丸山
無事下山回到山莊~雪山岩稜健行輕鬆結束
中午在西穗山莊點了名物「西穗拉麵」當做午餐
下午1點50分,回到西穗高口纜車站,準備搭乘纜車下山
排隊準備乘坐巴士回平湯溫泉
去年冬天來平湯溫泉住宿時碰到的柴犬君,今天特地再過來看看牠過得如何
下午從平湯溫泉乘坐高速巴士前往松本
抵達今晚住宿的地方,位在松本市的旅館「ホテル ウェルカム松本」