山岳映画『ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂』が6月28日(土)より全国でロードショー
1953年にエドモンド・ヒラリーが達成した、世界最高峰エベレストの初登頂をリアルに描いた、『ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂』が6月28日より全国で公開される。 地上から8,000メートルを超える山頂では人間が生きることが出来るかさえも真剣に議論されていた60年前、この快挙を成し遂げた男たちの姿を克明に追った山岳ドキュメンタリードラマだ。 『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフ陣が、当時の記録映像や、本人たちのインタビューを交え、圧倒的な映像美とスケール感を持つ3Dムービーとなっている。 【STORY】 1953年、エベレストへの登頂は、地球上で偉大なる挑戦として、まだ達成されずにいた。 各国がエベレスト登場を目指していたが、陸軍大佐ジョン・ハント率いるイギリス遠征隊も史上初の快挙を狙っていた。イギリス最高の登山家10人とエドモンド・ヒラリーともう1名のニュージーランド人の登山家2名、そして荷物運び362名という遠征隊は、本国の希望と夢を背負って人類未踏の標高8,843メートルに挑んだ。ヒラリーは、登頂アタック隊に選ばれたい一心で、誰よりも役立つことをハントにアピールする。エベレスト登頂が人生を考えているシェルパのリーダーであるテンジン・ノルゲイとともに、積極的に仕事をこなし登頂アタック隊にふさわしいとアピールした。しかし、ハントは第一次アタック隊は別のイギリス人登山家を選び、第2アタック隊として選ばれたのだった。第一次アタック隊2人は南峰のもおり、頂点の屋根も見えたが、登り続ける体力と酸素がなく、敢え無く目前で登頂を断念。ヒラリーたちにその名誉が託された。酸素ボンベの残りが少なくなる中、人類未踏の8,500メートルに達した時、雪質と雪崩の可能性を予感するが、恐怖に打ち勝ち登り続けることを決意する。あと何時間酸素が持つかもわからない状況下で、テンジンの歩みが急に遅くなる。なんと酸素マスクが氷柱で覆われていたのだ。そんな困難を乗り越え、ついに標高8,800メートルに達した時、二人の前には稜線をふさぐほぼ垂直の岸壁が現れたのだった!「ここはエベレストだ。限界を越えても行け」と自分に言い聞かせ、ヒラリーはその岸壁を最後の力を振り絞って登ることを決意するのだが…